新たな発見

またまたすっかりご無沙汰していました。毎日気持ちよく動き回って、夜これに向かおうとすると、もはやエネルギーが残っていず快眠が待ち受けています。今日はエネルギーが残っている間に、これまでの少しでも補おうと。

昔、この農場をみょうがの里にしようと、今ではあちこちみょうがだらけに。それを毎日毎日整備して綺麗にしました。最初の写真は、傾斜の脇を奥まで木や草を取って全部みょうがが均等に出るようにしました。毎年もったいないピースエコショップにもだいぶ貢献してくれています。

次に、ずっと以前に頂いたレンガが、あちこちに活用しましたが、まだ写真のように残っているので、この際全部活用しようと思い立ちました。子供の頃から、「赤毛のアン」や「秘密の花園」の類の本が好きだったので、「三つ子の魂百まで」ではありませんが、そういう一人遊び的なことが楽しいのです。

今日、そのレンガを活用するところの下準備をしていましたら、一ヶ月ほど前に紫陽花を刈り込んだ枝を積み上げた中に、枯れ枝から小さい緑の葉が出ているのを見つけ、その生命力に感動しました。紫陽花は枝が地面に着くとそこから根が生えるのは知っていましたが、枯れ枝から出るとは。自然の中で動いていると、いろいろ発見があって楽しいです。その上、今日はゴルフ場でもったいないピースエコショップが大繁盛。日々、命の燃焼ができて、こんなにありがたいことはありません。

花オクラ

最近自給自足に近い生活の中に、面白みを感じています。貨幣経済にできるだけ頼らない中に、本当の豊かさというか、あるものをできるだけ組み合わせて、いかに美味しい食事に持っていけるかという自分の中の創造性を培ってくれるありがたさを覚えます。

下の黄色い花をご存知ですか。とろろあおい、別名花オクラと言って、今年は殊の外、たくさん花を咲かしてくれ、何日か分切って、貯めておいて、まとまったら鰹節とからしなどと混ぜて、納豆風にしていただきます。花を食べるって、優雅というかおしゃれというか、平安時代の貴族になった気分です。

宿根草なのか、毎年同じところに咲いてくれます。今年もごちそうさまでした。来年もお願いします。

自然と対話しながら

毎晩この時間になると、睡魔に襲われ、明日送りになって二、三日があっという間に過ぎてしまいます。三日前に折角撮った写真がもったいないので、今日はそれを載せますね。

この土の見えてるところに、巨大なジャワほうれん草がジャングルのように立っていました。小さめのジャワほうれん草を少し残してあるのが見えますか。掘り出したジャワほうれん草は全て有効活用しました、緑の葉っぱは、鶏さんが運動場で喜んで競い合って食べ、太い幹は地面の低いところに置き、いつかは土になってくれるでしょう。

一応綺麗になったところで昨日、今度はそこに小さなベッドを作って、玉ねぎとネギの種を蒔きました。ゆっくりした気持ちで少しづつ、雑草や野菜と対話しながらやっていくのは楽しいものですね。今、その生命力に感心している、よくある雑草の名前を知りたいのですが。細い針金のような茎で、どんどん広がっていき、細かい種もびっしりつけ、それを落とされる前に根こそぎ取ろうと孤軍奮闘の私です。

雑草の強さ

この頃は、毎朝励行している朝のラジオ体操のお陰か、体を動かすのが気持ち良く、朝飯前の農作業、ゴルフ場から帰ってからの夕方の続きの作業で、庭や畑がだいぶきれいになり、楽しく励みになります。そして、いつも草と野菜の地面の下での陣取り合戦を感じ、雑草の強さを実感します。今日は、巨大に育ってしまったジャワほうれん草の幹の太さとそれを支える根っこを掘り出す作業にいそしみました。楽しくやれることが、何より有難いです。

光合成細菌

昨日は、もう随分前にお話を頼まれたのがご縁でお知り合いになった隣市の元くらしの会の会長さんが、私たちと交流したいという三名の方と一緒に、農場を訪ねてこられました。その方達は、茨城県の地球温暖化防止委員会の方達でした。どこの市町村にもその委員はおられるとのことでした。

地球温暖化は、二酸化炭素やメタンなどが増え、温室効果ガスで気候変動などを招く深刻な問題で、最近の台風の被害などは前代未聞で、これからは天気も予報がしにくくなっていく一方です。

私たちの会が普及に努めている光合成細菌は、二酸化炭素が好きな嫌気性の菌で、それ以外にも放射能を減少させることもでき、100度でも死にません。放射能に関しては、二度市の測定器で検証しましたので、確かです。又100度でもピンピンしているのも、顕微鏡で確かめました。

私たちの会が推奨している生ゴミの処理法も、光合成細菌を使うと簡便で効果があり長続きします。

又、他にもいろいろ利点があり、人間が助かる核酸やビタミン、カロチン、アミノ酸などを分泌してくれます。核酸とは、遺伝子を修正してくれるDNAのNAに相当します。

この光合成細菌を地球上に増やせば、地球温暖化を防止する一助になると確信します。もし関心のある方は、私たちの会のホームページに、「光合成細菌物語」がありますので、読んでいただければ幸いです。

全て循環

この頃、朝晩の涼しい時間に、これまでお手上げ状態でやる気が起きなかったあちこちを、少しづつきれいにしていく習慣がついたら、楽しいこと楽しいこと!今日はびっしり生えている草に、必死に陣取り合戦をしている生命力を見た思いがしました。そのとった草は、地面の低いところに置いたり、鶏さんに食べてもらったり全て活用。

今は、青野菜がない時期なので、鶏さんにと育てているジャワほうれんそうの若葉を摘んで、茹でてみましたら十分食べられましたので、胡麻和えにしました。我が家は、全て循環して回っていて、こういう自給自足の生活は、昔のように時間がゆっくりのどかに回っていて、気持ちがいいものです。ぜひお試しあれ。

ESD

みなさん、ESDってご存知ですか。Education for sustanable development の略で、日本語にすると、持続可能な発展のための教育とでもいいましょうか。これは、十年以上前にユネスコで、日本政府の文部科学省と環境省で提案し、満場一致で可決された教育法です。

私たちの会のこれまでの「もったいない」を核に展開してきた活動は、「持続可能な発展」という視点で見れば、まさに当てはまっていると思います。そこで、ESDに私たちの活動を登録すれば、そちらから社会へ発信してくれると知って、今日登録を済ませました。よろしかったら、ESDのホームページ 「+ESDプロジェクト」から見てください。

ラジオ体操

会の代表である夫は、もう長い年月、朝の六時半に始まるラジオ体操を実行しています。私も最近見習って、一緒にやっていますが確かに気持ちがいいです。朝の外気の中でできるだけ思い切り色々な体の部所を動かすと、循環が良くなるのを感じます。

そしてその後、涼しいうちに畑の草取りや気になっている事を朝飯前に毎日少しづつやっていくことをおぼえたら、気持ちの良いこと!こんな風にやっていけば、今年のようにお手上げの状態にならずに、野菜の成長も楽しみに、収穫も大きくしすぎたりせず、もったいないピースエコショップにももっと活用できると、大いに反省し、来年の自分に期待することにしました。

ありがたや

昨日も今日も予報は雨とのことだったので、ゴルフ場行きは無理かなと思っていたら、行けるお天気だったので結局、二日とも行ってきました。日曜日は、卵油も高価なうっこっけいの卵も売れ、有難やありがたやでした。そして、今日の午前中は、先日郷里の同窓会で私のCDを買って、もったいないピースエコショップに協力してくれた全ての幼馴染さんに、お礼のお手紙を書いて、郵便局に出してきました。その際、会でこれからやりたいと思っている「もったいない教育」についてのパンフも、同封させてもらいました。同じ時代を生きて来たもったいない世代なので。

そして、夕方には、アメリカのニューヨークから、会員さんでもある実家に夏休みで帰郷した昔の教え子が、ご家族で訪ねてくれました。昔話にも花が咲き、「私の宮沢賢治かん」や「もったいないピースエコショップ」などに感動してくれ、私の「宮沢賢治を生きる」「とりあえず症候群のあなたに」という題名の拙著を買って、これももったいないピースエコショップに協力していってくれました。毎日いい時間が流れていくことに感謝です。「時は命なり」私流の諺です。

やることに意義あり

台風が通り過ぎてくれたので、昨日も今日も無事ゴルフ場でもったいないピースエコショップを開かせてもらってきました。今は、端境期で、売るものは少ないのですが、やることに意義ありと自分に言い聞かせ行った甲斐がありました。暑いので、スイカを持って行ったのが功を奏し、有難や、有難やでした。

本当に色々な方々に支えられて、ここまでやってくることができました。平成6年に「もったいない」から個人的に発想し、誕生したこのショップが、いつの間にか成人式も過ぎ、NPO法人 猿島野の大地を考える会の中心的事業にまで発展するとは、想ってもいませんでした。その上、その名称を同じくするお店が全国に広がれば、もったいないものが活かされ、同時にそれをやる人の生きがいにもつながり、社会に活気や平和を願う気持ちが強まるのではとの夢にまで発展し、もしかしたら、夢が現実になるかもというところまできました。そのお気持ちだけでもありがたいです。ゆっくりとその気持ちを一緒に形にしていきましょう。

優しい仲間たち

昨日も今日も、心やさしき仲間たちのお話です。

昨日は、私の故郷の幼馴染さんたちの同窓会があり、私も50年以上ぶりに誘われていたのですが、元気がないのでお断りしていたのです。その中に、私たちの会に大昔から入会してくれていた親友が、四年前の同窓会で私の本を紹介してくれ、たくさん購入してもらった上に、かなりの人が入会までしてくれ、昨年の5月の交流会に遠くから参加もしてくれました。その上、その中のリーダー格の友が、「もったいないピースエコショップ」の二号店まで引き受けてくれました。それなのに、こちらがその同窓会に出席できなく申し訳なく思っていたのですが、反対に私を心配して、私が最近彼女を通して作ってもらった「国民的詩人 宮沢賢治から生まれた歌」という題名のCDをその同窓会でもう一人の熱心な友と売ってくれ、もったいないピースエコショップの売上に貢献してくれることになったのです。

人間が好きという彼女の暖かくて太っ腹の人柄は、友人に信頼され自然とみんなが集まってくるようで、今回も随分売れたよと電話をくれ、彼女の大らかさに教えられ、頭が下がりました。

今日は、四季の会の一人が、ゴルフ場に出店する準備をしていたら、寄ってくれ手伝っていってくれました。

日々、ともすると落ち込みがちになる自分に、このように暖かい手を差し伸べてくれる仲間がいてくれることで、有難いと同時に自分の至らなさに気付かされます。

感謝の気持ち

本当にほとんど三ヶ月、ここを休んでいました。沈黙の三ヶ月は、ここをやるだけの気持ちのゆとりがありませんでした。ようやくここに復帰しようという気持ちが生まれてきました。

それもひとえに夫である会の代表、遠くにはいるけどいつも近くにいる三人の娘たちとそれぞれの孫、息子たちの存在、又いつも様々な所で協力してくれる会の仲間たち、又、坂東市との委託事業で長い間やっている「米のとぎ汁流さない運動」のモニターさん達。又、ほとんど毎日「もったいないピースエコショップ」をやらせてくれているゴルフ場さんの存在。復活できたのは、これらの長い間私を支えてくれていた人たちのおかげ以外の何物でもありません。本当に感謝、感謝です。

もしお時間があれば、NPO法人 猿島野の大地を考える会 で検索してください。会のホームページが出てきて、会の便りも三年間分読むことがてきます。また、これまでの20年以上の会の足跡を見ていただけます。このホームページは、アメリカにいる三女が作ってくれました。

日々幸せをかみしめながら、また頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします。

どんな時代も

写真の力は大きいですね。この燻製室も会の代表が、廃材廃物を活用して、彼のセンスで創り上げました。燻製釜のレンガも、私が昔ゴミ拾いをしていた時に出会い、不要と聞いて、会の仲間と軽トラに積んで頂いてきたものです。なんでも活用の気持ちがあれば、どんな時代が来ても生き抜いていけます。この農場は全て活用が形になったものばかりで、この世に一つしかないものばかりです。

最初の作品は「私の宮澤賢治かん」で、会のシンボルとなっています。興味のある方は、ぜひどうぞ。

活動日

今日は火曜日。ごみ関心部会、四季の会の活動日です。この頃若い会員さんが可愛いお子様付きで加わってくれて、さらに和やかになりました。二手に分かれて、川へEMを投入へ。もう一組は畑や花壇の手入れや、丁度花の咲いているドクダミを採って洗って干す作業。そしてお茶の時間は、前に干したドクダミをお茶にして飲んでいます。便秘にいいそうです。私たち夫婦は、EM-1と卵油を毎日飲み、その上ドクダミ茶も愛飲しているのですから、自然に則した田舎生活はありがたいものです。

では、昨日のお約束通りに写真を添付しますね。

慌ただしい日々

丁度ひと月半、休んでしまいました。その間振り返ると色々ありました。四月の後半には、年一回の会の便りの作成、発送がありました。常勤の事務員がいるわけではなく、みな無償で、四月の定例会は、いつもこの便りの作業をしながらです。

そして五月は、税金の申告があり、大半の収益は寄付で、みなボランティアであるにも関わらず、払っています。そして五月の第四日曜日は、会の総会兼交流行事で、この前準備がこれ又大変。会の有志が、事前に竹を採ってきて、当日のびわ茶のコップ作りや前日は、広場にテーブルを運んで会場作りやもったいないピースエコショップやトイレの大掃除。本当に頭が下がります。今年は、もったいないピースエコショップの二号店、三号店をやってくれる人が現れ、ありがたい幕開けになりました。その日のために、会の便りで約束したものを燻製室に飾っておきました。燻製室も看板も額も、みんな自然の素材で廃物利用です。明日写真を載せますね。

最後に待っているのが、NPO法人として提出しなければならない県の活動報告書です。この間にゴルフ場でのお店がほとんど毎日。これを休まざるを得ない事情をご理解いただけたでしょうか。

筍の季節

このところ、筍出現のお陰で、勿体無いので強風にもめげず、ゴルフ場通いに精を出しています。面倒タイプには釜茹でし、楽しむタイプには糠をつけて朝採りの生をと、夫とのチームワークで。とにかくこの広い農場、やる事は山程あります。でも自分たちで決めた事をやっているので、苦にはなりません。むしろそれを1日どう組み立て、時間を有効に活用できるか、本当にいいボケ防止策です。自分の魂の次元で決めた事なら、意義を感じてやる事なので、魂が天に還る時まで続くと思い、ゆっくり楽しくを心がけています。

昨日、筍を買ってくれたお客さんに、たまたまこのショップは宮澤賢治的世界観でやっているのだと言いましたら、彼が賢治の作品をよく知っていて、彼の口から「春と修羅」という、私が生き直す原点になった賢治の代表作の名前まで出てきて、とっても愉快な1日になりました。

将来はミョウガの里

本当に休み癖がついてしまい、困った私です。毎日があっという間に過ぎていき、これをやろうとする時間帯が来ると、なんでも時間がかかる私は、それを予想してしまって、次の日におくってしまい、今日に至りました。

でもお蔭様で、毎日会の活動は順調に推移しています。会の便りを発行する月でもあり、ようやくその準備もほぼ終わり、今度は五月の総会兼交流行事の準備が待っています。毎年滑り込みセーフのような心境ですが、どうやら毎年クリアーできているのはありがたい限りです。これも代表と二人三脚で、又長年の仲間に支えられながら一緒にやってきた賜物です。

自生農場も拓いてから三十年とか。大きくなってしまった木々で太陽の光が弱くなっていましたが、この間の選伐でとても明るい畑になりました。毎日草取りが楽しく、取った草は鶏があっという間に食べてくれ、トリガイがありかわいいです。半日陰のところは、さらに又みょうがばたけにして、将来みょうがの里と呼ばれたいものです。みょうがの里を訪れて、嫌な事だけ忘れて、また頑張ろうという思いで帰ってもらえたら嬉しいのですが。

日常的生活のありがたさ

又々、又10日ほど休んでしまいました。この十日間は、個人的なことですが、二泊三日での小さな手術と退院後の数日と今日での抜糸で無事幕引きとなりました。

この非日常的な体験は、世の中にいかに病人が多いか、真に納得できる自分なりの生きがいをもって生きていけることがいかにありがたいか、又心配してくれる家族がいることもいかにありがたいかを、実感させてくれました。

そして、その間に、もったいないピースエコショップの三号店をやりたいという人が現れようとは、夢夢思いませんでした。福向こうから来たるです。会員さんで、いつも会の交流行事に参加してくれ、そういう日でも農場内で開店するもったいないピースエコショップのお店番を、いつも私の代わりに引き受けてくれる三人グループの一人です。

感謝の気持ちで、農場の片隅で寄り添って咲いている桜草を写真に収めてきました。

今こそ、世界に平和の灯を!

又々、十日ほどご無沙汰してしまいました。

私は、環境展の飾り付けに行っただけなので、様子は分からなかったのですが、行った会員さんが、多くの方が見てくれていたと教えてくれ、ありがたかったです。今回は、環境展をみていただけなかった人に、これを通して見ていただけたらと思いつきました。お付き合いください。

-----

今こそ、世界に平和の灯を!

世界のあちこちで、不穏な空気が漂い、第三次世界大戦の恐れが懸念されている現代、もしそれが現実になったら人類の存続そのものが危ぶまれ、私達は次世代に取り返しがつかない付けを負わすことになります。

日本は、第二次大戦終了後(1945年)過去の過ちを反省し日本国憲法を制定し、憲法9条で、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、永久に戦争をしないことを約束しました。

日本国民は、この憲法9条を70年間守り、世界の人達から厚い信頼を寄せられてきました。世界でこの平和憲法を持っている国は、コスタリカと日本の二国だけ、平和を保持するということはそれだけ大変なことで、世界の範としての貴重な役割を荷なってきたのです。そして、世界の命運がかかっている今、この世界の希望の灯を失うことは余りにもったいないです。

ここに、世界平和のあり方を、戦争の真っ只中で体現している日本人がいます。私達の「もったいないピースエコショップ」事業が、最も支援に力を入れている「ペシャワール会」代表、中村哲医師です。彼は、アフガニスタ
ンとパキスタンにまたがって、医療活動に加えて、平和とは食と水の安定確保と自立であるとして、緑の大地計画の元、井戸の掘削と用水路建設に取り組み、現在まで一万五千ヘクタール(坂東市の約半分の面積)の安定灌
漑を達成させました。その上、10数年この作業に携わってきた元難民の人達が、安心して暮らせ、用水路の維持管理をしていくための自立定着村を、誰も思い付かない厳しい砂漠を活用して、宮澤賢治言うところのイーハトーヴ、理想郷を創り上げました。

ここに自立定着村ができる前後の拡大写真と、今年の1月30日に「アフガン復興を支える」という題名で、ペシャワール会の活動が大きく取り上げられた朝日新聞を載せました。

彼はこれから更に今迄の活動を広域展開し、世界に平和を実現していこうとしています。私達の会も、もったいないピースエコショップの名称と仕組みを共有するショップを、タンポポの綿毛のように全国に草の根で広げて
日本国民の平和を願う気持ちを世界に発信し続けていこうと思います。ご協力を切にお願い致します。

もったいない風を全国各地に! 

「正しく強く生きるとは 銀河系を自らの中に意識して これに応じて行くことである」
宮澤賢治のこの言葉は、天とつながっている各自の自由な魂に沿って生きることが真の生き方であることを示しています。私たちの会は、この賢治の世界観から、全ての活動を生み出してきました。その一つが、命の支援と
環境保全を軸にした「もったいないピースエコショップ事業」です。もったいない物やエコ的な物を販売し、その収益金でピースを支援する事業で、有機農業やEM農業の会員さん、米のとぎ汁流さない運動のモニターさん達、ゴミ関心部会の四季の会、ゴルフ場さん等の温かい協力のお陰で、これまでに約21年間で約二千九百万円を国内外に寄付してきました。この仕組みは、もったいない物を活用でき、環境が整備され、世界平和に関与できることで、私達も元気、安心、希望、連帯の悦びを得られ、一挙両得どころか一挙十得です。そして、20年目にして、写真のようにもったいない廃材も活用して形にしました。そしてこれを機に、日本にもったいない精神と世界平和と環境保全の三つを組み合わせた「もったいないピースエコショップ」の名称と仕組みを同じくする店を全国に広げる事こそが、次世代にかつての日本の良さを伝え、日本人として「大きい和の魂」(BIG PEACE SOUL)という新しい意味を付与した「大和魂」を身につけ、現在世界が直面している危機的状況から自分の行動力で生き直していく一助になると考えました。

そして、この度、私の故郷、千葉の富津市に二号店ができる事になりました。会が誕生した頃から入会してくれていた幼馴染が、5年前に故郷の同窓会に出席した時、私の拙著を紹介してくれ、本の売上金もペシャワール会に寄付できた上に、10名以上の幼馴染が入会してくれました。そして、今年の一月、会の交流行事に8名がはるばる参加してくれ、50年以上ぶりに再会を果たしました。以前からもったいないピースエコショップに協力してくれていたその内の一人が、私の夢に応じてくれたのです。いつかそんな日が来たら、感謝の気持ちを込めて贈ろうと思った三つの物があります。一つが廃材を活用した手作り看板、一つが「もったいないは二つのエコ」を始めとする、宮澤賢治を生きてきた過程で生まれた私の拙い歌の数曲を入れたCD,一つが私の贈りたい言葉を入れた手作りの額です。

ここには、もったいないピースエコショップの建物と、中で四季の会が交流している写真と、会の交流行事の時の集合写真と幼馴染みとの再会の写真を載せました。

又、贈りたいと思った三つのものは、環境展に一応間に合ったので、手作りの看板と言葉を入れた手作りの額は、展示しました。CDに関しては、音楽は流せないので、歌詞だけ載せました。歌の題名だけここに記します。
 「とりのうた」「曲がりなりにも」「年をとらない玉手箱」「もったいないは二つのエコ」「家族」
 「禁断の木の実」
実際には、もう二曲位入れようと思います。この中の「もったいないは二つのエコ」と「曲がりなりにも」は、一番後にできたので歌ってくれる有志を募集中です。

二号店への贈り物

お久しぶりです。気にかかりながらも、時が過ぎるのが速くて、今日になってしまいました。
でも毎日充実した日でした。今度もったいないピースエコショップの二号店が、私の故郷、千葉の富津に幼友達が作ってくれることになり、夢は諦めずに持ち続けていた方がいいですよと今夢を持っている人に言ってあげたい心境です。ただしあまり思い詰めないで、ゆっくりと目の前のことも楽しみながらが原則です。

その意味で、私はこの二週間ほど、ゴルフ場でのもったいないピースエコショップもやりながら、この十数年毎年公民館祭りで出展する会の環境の作品準備もしながら、二号店に贈る手作りの物の準備もしながらと、時間を組み立てながら、ゆっくりと楽しみながらやることができました。

その環境展の飾り付けに行った時撮った写真です。