エコ的な本

もったいないピースエコショップの片隅に、来館してくれた方に向けて、エコ的な本を集めた本棚があります。その中から、ある本を見つけて目を通し、驚きました。会のゴミ関心部会「四季の会」がやろうとしているもったいない教育とまさに本質的に同じ方向を目指していたからです。本の題名は「EMを学び、教える」副題「環境教育はこれで一変する」作者は向山洋一でした。この方は、学校の先生で、真の教育とは何かを研究会を作って追求し、編み出した「教育技術法則化運動」(TOSS)という全国のすぐれた教育の技術、方法を集め、広めていく教育団体の代表をしていました。構成員は、約6000名で全国の都道府県に支部があり、海外にも日本人学校を中心に20カ国ほどに支部があるとのことでした。

このTOSSで思い出しました。私の娘の三女が、小学生の頃素晴らしい教師に担任してもらい、その学級全体が自主性を伸ばしてもらったのです。学級通信「トライ」で、その日々の様子を親に知らせてくれ、何事もトライする精神を養ってくれたのです。その担任の教師が、このTOSSに入っていたのだということを後で知り、この運動の偉大さを感じました。なぜなら、三女のその後の運命を変えてしまったからです。高校を選択する時、その教師に師事しバスケ部に入っていた彼女は、バスケがやりたくてアメリカの高校へ行きたいと言い出し、実行してしまったからです。

また、その後に思いがけないオチがあるのですが、それは後にゆづるとして、今日は、最後に向山先生の本のまえがきを紹介して終わりとします。

EMは、日本が生んだノーベル賞級の革命的発明です。この発明は、子供達が直面している大きな問題に解決の方向を与えてくれ、子供に明るい未来を約束してくれます。
第一は、食糧問題
第二は、ピュアーウオーターの問題
第三は、環境保全の問題
この三つはいずれも、人類が当面する実に大きな問題です。

この本は、アマゾンで安く求められます。ぜひご購読を。